About
このメディアについて
AIを活用したWeb制作の方法と考え方を記録しています。
私はフリーランスのデザイナーとして、Webサイトの制作にAIを活用しています。いまではデザインの検討からコーディングまで、多くの工程にAIが入っています。このページでは、私のAIの使い方と、このメディアで書いていくことを紹介します。
「AIで作ったものは質が低い」と感じる理由
AIで作ったサイトやデザインは質が低い。そう感じたことのある人は多いと思います。実際、AIに「サイトを作って」と頼むだけでは、どこかで見たようなデザインや細部の粗い画面が出てきます。私も何度も見てきました。
ただ、その原因の多くはAIではなく渡し方にあります。要望を何も伝えないままデザイナーに発注する人はいないはずです。AIも同じで、誰に向けたどんなサイトなのかを伝えなければ、それなりのものしか返ってきません。
そうして出てきたものだけを見て「AIはこの程度」と判断されているのが、いまの実情だと感じています。
私はこう使っています
だから私は、AIに任せる前の準備と、出てきたものの確認に力を入れています。やっていることは大きく3つあります。
- 前提を整理して渡す
- サイトの目的やターゲット、目指す印象を作り始める前に言葉にして、AIと共有します。
- 制作のルールを用意する
- デザインやコードの基準を先に決めておき、仕上がりのばらつきを抑えます。AIが迷う場面を減らすほど、結果は安定します。
- 人の目で確認して仕上げる
- 出てきたものはそのまま使いません。目的に合っているかを確認して、納得できるまで修正します。最終的な品質に責任を持つのは私です。
AIを使って変わったこと
いちばん大きいのは、時間の使い方です。手を動かす工程が短くなったぶん、コンセプトを練ったり構成を見直したりと、品質を左右する工程に時間をかけられるようになりました。
試せる回数も増えました。以前は時間の都合であきらめていた「もう1案」を実際に形にして、見比べたうえで選べます。この積み重ねが仕上がりの差になると実感しています。
このメディアで書くこと
このメディアでは、私がWeb制作でAIをどう使っているのか、その具体的な方法や考え方を紹介していきます。うまくいった手順だけでなく、失敗した記録も残すつもりです。
AIに期待してがっかりした人にも、これから使ってみたい人にも、実際の制作の記録が参考になればうれしいです。
Profile
小林 マサユキ
1980年生まれ。
ウェブサイト制作やロゴデザイン制作を中心に、CI・VIデザインなど、業界を問わず多様な企業のデザインを手がけるフリーランスデザイナーです。
15年間でさまざまなプロジェクトに携わり、お客様が持つ価値を引き出すデザインを提供しています。X(旧Twitter)やInstagramでは、デザインのアイデアを発信しています。
2022年には、著書『Webデザインアイデアレシピ』(マイナビ出版)を刊行。日本語のほか、中国語と韓国語に翻訳され、各国で販売されています。